指導の方法について
進研イーストの指導コースは、指導方針に基づいて単純に設定されています。
このページでは指導の方法をご説明いたします。
コース詳細は下のボタンから、講座説明へお入りください。
クラス指導と個別指導のコンビネーション
特別講座
講習・定期試験対策・英検対策など
自習室は毎日開放しています
自学力養成道場
自発的な学習が出来るように自習室の活用を指導しています。
クラス指導と個別指導の違い
クラス指導(グループ指導)
1クラス10名前後の定員
その環境のなかで、他人の意見や考えを聞きながら 自分の意見や考えを客観的に見つめ、「自分の力」で何とか修正しようとする力が芽生えてきます。
これが「自学力」の初期段階だと考えています。
ですから、学校のように大勢の人数ではできない指導方法になりますので少人数指導なのです。
10名ぐらいの構成は、単元導入を一斉に、演習は一人ひとりを見てあげられるグループ個別指導の方法がとれる非常に理想的な人数です。
決して付きっきりではありませんから、自分でできるところは自分の力で解決する必要が生まれます。
ここが完全な個別指導にはない最大のメリットです。
基本的に学校の進度の1か月先行予習型指導をします
「学校よりも塾で勉強するほうがいい」と言う子供もいますが、それはそれで嬉しいことですけど、本来はそうであってはいけないと思うのです。
ですから、学校の授業を聞いていて「分かる」と思えること、授業中に発言できることが、どれだけ子供たちに自信を与えることができるかが私たちの授業中の目標です。
受験が目標の進学指導
中学生はもちろん、中学受験をしない小学生たちもやがて高校受験に立ち向かわなければなりませんから、小学生のうちに学んでおいたほうがよいと思われる事柄については授業に取り入れています。
ですから、たまに「学校でそんなことやってないよ〜」と指摘されてしまうこともありますが、伸びしろに余裕のある子供たちですからプラスαの学習も、無理なく進めることができます。
個別指導
1名から3名までの個別指導
〜例えば、こんな利用の仕方〜
・補習的に基礎力強化対策をしたい
・発展的にプラス学習をしたい
・大学受験準備のために
・私学に通っていて、公立学校とは進度が合わないなど
個別指導のデメリットは、講師を独り占めにできてしまうところにあります。
これはメリットでもありますが「学ぶ力」をつけようとする場合には、障害になることが多々あります。
指導にあたり細心の注意と工夫をこらさなければなりません。
メリットは、もちろん一人の受講生にかける指導時間と内容の密度が濃いことにあります。
それは指導する立場でも捨てがたいことです。少なくとも基礎力をつけなければならないお子さんには、個別指導が圧倒的に有利です。
ですから、成績的も一気に上がる可能性はあります。
しかし、ある程度の成績からの伸びが止まってしまうことを覚悟しなければなりません。
それはいつのまにか「頼る学習」(依存的学習といって、先生がそばにいないと自分の力で解決できない、という状態)に陥るからです。
ここに、個別指導をする場合に工夫のしどころがあります。
特に、「集団学習は苦手だから」とか「クラス指導ではついて行けそうもないから」のような子供たちには、「夏期講習ではクラスに合流してみよう」という具合に、ある期間を目安にコースを変えるという目標を持たせています。
たいていの場合、個別で入会されても、半年ぐらいを目安にクラスへ合流していきます。
下世話な話ですが、個別指導は保護者の方の経済的負担がばかにならないですから、クラスへ合流してもらったほうが、親孝行というものです。
(個別指導専門塾の費用は私どものクラス指導費用の4倍近くかかるそうですね。あるとき保護者の方が“払いきれない”と言って、カウンターにお越しになりました)
工夫すべきところはいくつでもあるのですが、意外と盲点は、個別教室特有のブースにあります。
私たちはブースを作っていません。昔はカッコいいので作ろうと考えていたのですが、子供たちヘのメリットはあまりないので、設備に費用をかけるぐらいだったら、指導料金を抑えることにして、設備計画は中止しました。
(個別指導専門塾から私どもの個別コースへ移られてきたばかりの子供たちは違和感を覚えるようですが)
あのブース、一見学習環境がよさそうに見えますが、そうでもないのです。
受講生がよほどしっかりしていないと、他力本願の依存的学習を増長しかねないからです。
ですからなるべく隣りとの衝立がない環境を用意してあげたほうが受講生のためにはよいと考えています。
自習室
「自習」って何だ
始めて自習室を利用するために来る生徒の大半は筆記用具程度しか持ってきません。
学習の材料(問題集とかドリルなど)を持ってこないのが普通です。
ここから「学ぶ力」を作り出す第一歩が始まります。
この段階ではまだ受動的、依存的な学習姿勢(先生が何かをしてくれる)ですから、決して自習をするということにはなりませんし、「学力」を身につけるには程遠い状況です。
なるべく手を貸さない
今日、自習室で学習する予定の内容と目標をきちんと持って自習室を利用してもらうためです。
これはかなりめんどうくさい手続きですが、学習計画を作るのと同じことです。
やがて、自分は今、何をすればいいのかがわかってきます。
初回は適当な教材をコピーしてあげて、自習室の使い方、学習の仕方をレクチャーします。
②自分でやるべきことを決めて自習室を利用してもらいます。
もちろん教材も持ってきてもらいます。
(学校の教材でもいいですし、進研ゼミの溜まった課題を片付けてもかまいません。)
自習で答え合わせが終わり、間違えてしまった問題を解決するのに、参考書が必要な場合は遠慮なく申し出てください。
解決のための道具はなるべく貸し出します。
自分で調べてみる、というのも「自学力」の大事な要素です。
とにかく私たちはここで、なるべく自分の力で解決しようとする姿勢を要求します。
ですから安易に質問には答えません。それでも自力では解決しない問題も少なからずあるでしょう。
そのとき、初めて講師は手を貸します。
③質問には極力答えてあげたいのですが、自習の質を上げるために、自分で解決できるであろうと思われる場合には、あえて質問は受け付けません。
アドバイス程度にとどめます。これは学習者の習熟度を見極めて対応を変えます。
ですから、客観的に外から見ていると、“えこひいき”にも見えますが、実際のところ、自分で解決できる子は、質問に答えてもらわなくても解決してしまうものです。
さすがに初めからこんな理想的な自習ができるわけではありません。
この繰り返しを何回も経ていつの間にか自習室を上手に使えるようになり、質問のレベルも高くなっています。
そうしたら塾に来なくてもご自宅で勉強できるわけですから、「この子はもう塾に来なくてもいいのではないか」と思うこともしばしばあります。
このようなご希望があれば、ぜひ授業体験にお越しください。
毎日の学習習慣をつけたい
少人数のクラスで勉強したい
本当の実力をつけたい
学校の予習がしたい